二十四節気:2025年清明に想う

二十四節気

二十四節気の清明(せいめい)は

  • 意味: 「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉で、万物が清らかで生き生きとした様子を表します。
    春の穏やかな日差しを受けて、天地万物が清々しく、明るくある様を表しています。
  • 時期: 4月4日~4月19日頃、2025年は4月4日です。
  • 季節: 春に属する節気で、春分に続き、穀雨の前にあたります。
  • その他: この頃になると、草木の若葉が一斉に芽吹き、花が咲き、春風と明るい日差しに万物が清らかに明るく感じられます。また、桜前線が東北地方や北陸地方にまで到達し、日本各地で桜の花が咲き誇ります。

清明の期間は、さらに七十二候に分けられています。2025年の清明の七十二候は以下の通りです。

末候:虹始見(にじはじめてあらわる)(4/14~4/19頃)
初候:玄鳥至(つばめきたる)(4/4~4/8頃)
次候:鴻雁北(こうがんかえる)(4/9~4/13頃)

さて時事ネタとして、4月5日からNHKで放送される「GAMERA -Rebirth-」にからんで、記事にしてみました。


ガメラ映画の未来を語る!昭和・平成・令和、そして…ネクストガメラへの期待!

映画ガメラを振り返る

私が初めてガメラを見たのは、幼い頃にテレビで再放送されていた昭和ガメラでした。
その少し不恰好で、どこか愛嬌のある姿。
そして、子供たちを必死に守る姿に、子供心ながらに心を奪われたのを覚えています。
この記事では、そんなガメラ映画の歴史を振り返りつつ、未来への熱い期待を語りたいと思います!

発表年タイトル監督
昭和40年大怪獣ガメラ湯浅憲明
昭和41年大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン田中重雄
昭和42年大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス湯浅憲明
昭和43年ガメラ対宇宙怪獣バイラス湯浅憲明
昭和44年ガメラ対大悪獣ギロン湯浅憲明
昭和45年ガメラ対ジャイガー湯浅憲明
昭和46年ガメラ対深海怪獣ジグラ湯浅憲明
昭和55年ガメラ宇宙怪獣対バイラス湯浅憲明
平成7年ガメラ 大怪獣空中決戦金子修介
平成8年ガメラ2 レギオン襲来金子修介
平成11年ガメラ3 邪神<イリス>覚醒金子修介
平成18年小さき勇者たち〜ガメラ〜田﨑竜太
令和5年GAMERA -Rebirth- (配信)瀬下寛之

昭和ガメラ:子供たちのヒーロー、明るいエンターテイメント!

1965年に誕生した昭和ガメラシリーズは、ゴジラとは異なる路線を歩み、子供向けの娯楽作品として人気を博しました。
「ガメラ対バルゴン」「ガメラ対ギャオス」など、個性的な怪獣たちが続々と登場し、ガメラとの激しい戦いを繰り広げます。

昭和ガメラの特徴は、何と言ってもその明るさ。
ガメラは子供たちのピンチに必ず駆けつけ、勇気と希望を与えてくれるヒーローでした。
また、当時の特撮技術を駆使した映像は、今見ると少し粗削りですが、その熱意と創意工夫には目を見張るものがあります。
特に、ガメラがジェット噴射で空を飛ぶシーンは、子供たちの憧れでしたね!

平成ガメラ:怪獣映画の金字塔、深遠なテーマと圧倒的な映像!

1995年(平成七年)、「ガメラ 大怪獣空中決戦」によって、ガメラは全く新しい姿で蘇りました。
樋口真嗣氏による迫力満点の特撮、伊藤和典氏による深みのある脚本、そして伊原剛志さん、中山忍さんら実力派俳優たちの演技が、見事に融合し、大人も楽しめる本格的な怪獣映画として、高い評価を得ました。

当時福岡市に住んでいて、街並みや福岡ドーム(当時の名称)が登場するシーンへの思い入れとともに、爆風スランプが歌う「神話」はとても印象に残っています。

「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 邪神覚醒」と続く平成ガメラシリーズは、単なる怪獣映画の枠を超え、環境問題や人間と自然の関係性など、深遠なテーマを内包した作品として、多くのファンを魅了しました。

特に「ガメラ2」では、劇中に登場するNTTの職員の服、ちょっと前まで自分も着ていたなぁと想うとともに、女優藤谷文子が演じる草薙浅黄の放った名セリフ「だって、ガメラはレギオンを許さないから」とともに、レギオンを倒した後の自衛隊が敬礼するシーンはとても印象に残っています。

「ガメラ3」の渋谷を破壊するイリスの圧倒的な映像は、今見ても鳥肌が立ちます。

令和ガメラ:新たな挑戦!アニメシリーズ「GAMERA -Rebirth-」

そして2023年、Netflixでアニメシリーズ「GAMERA -Rebirth-」が配信されました。
これまでの実写作品とは異なり、CGを駆使したアニメーションで描かれるガメラは、新たなファン層を獲得しました。

「GAMERA -Rebirth-」は、過去のガメラ作品へのリスペクトを感じさせつつも、現代的なテーマや新たな解釈を取り入れた、意欲的な作品です。
一部のファンからは、「ガメラらしくない」という意見も聞かれますが、私は、常に変化を恐れず、新たな挑戦を続けるガメラの姿勢を評価したいと思っています。

ネクストガメラへの期待:未来への希望を胸に!

昭和、平成、令和と、時代に合わせて進化してきたガメラ。
では、ネクストガメラには、どのような姿を期待するのでしょうか?

女優の中山忍さんが2020年11月27日に「平成ガメラ3部作」の第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』が全国7館のドルビーシネマにて期間限定上映され、その公開初日の初日舞台挨拶で「ひとつ私に夢ができました。令和ガメラが観たいです。生身のスーツアクターの人が演じた、生々しいギャオスが出てくるようなガメラに、また蛍さんと一緒に出たいです」と金子監督に呼びかけられました。

筆者自身も実写作品として、再びガメラの雄姿を見たいと願っています。

最新のVFX技術を駆使し、圧倒的な迫力で描かれるガメラと怪獣たちの戦いは、きっと世界中の観客を魅了するでしょう。

筆者の妄想ストーリー案としては、

ギャオスがガメラに敗れた時から物語が始まる。

破壊されたギャオスの破片を某国が持ち去り、遺伝子操作で兵器改造しようとした矢先にトラブルで逃げ出し、より凶悪化、世界に広がっていく…。

そいて東京では無数のギャオスが襲撃を繰り返す中、逃げ去る親子。そこにギャオスが…、以下の予告へ

生命倫理と国際紛争を掛け合わせた現代社会が抱える問題に、ガメラがどのように立ち向かうのかを見てみたい。

そして、ガメラが子供たちに希望を与え、未来を切り開く力を与えてくれる、そんな作品を期待しています。

まとめ:ガメラと共に、未来へ!

ガメラは、単なる怪獣ではありません。

私たちに勇気と希望を与え、未来を信じる力を与えてくれる、大切な存在です。
これからも、ガメラは時代に合わせて進化し、私たちを魅了し続けるでしょう。

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